このページでは、わが社の新築工事の一例をご紹介したいと思います。
わが社では、完成してからでは見えなくなってしまう 基礎や構造部分 を一番大切だと考えております。
そこに家造りの性能が託されているからです。
だからこそ皆さんに『見て』『知って』頂きたいのです。
■土台敷き■
建て方の前日に基礎と土台をボルトと金物で緊結します。
土台には耐腐朽性に強いヒバ材を使用しております。
ヒバ材は、腐朽菌に対する殺菌作用やシロアリに対する抵抗力を備えた物質を含んでおり優れた耐久性に関与しています。
■防腐・防蟻処理■
本来、ヒバ材には防腐・防蟻処理は行わなくても良いとはなっておりますが防蟻処理を施す事によって更に耐久性を保たせます。
■建方■
工場でプレカットされた柱や梁を小型のクレーン車で吊り上げ図面通りに組んでいきます。
■羽子板ボルト及びその他金物 ■
梁と横架材などを繋ぐ金物です。直交する部材同士を緊結する場合に用いります。
■ホールダウン金物 ■
柱を直接基礎に緊結する為の金物です。
地震時の水平力により建物の一部の柱が土台から引き抜かれるのを防止する働きがあります。
■TS金物(あおり止め金物)■
屋根の垂木と壁部分にしっかりと固定し屋根の吹き上げを防ぐ金物です。
■FP遮断パネル■
(屋根パネル)
工場で製作されたFP屋根パネルを垂木と垂木の間にはめ込みます。パネルの材質は非常に断熱性の高い硬質ウレタンフォームです。
今までの住宅でよく使われるグラスウール(16kg/m2)の約2倍の能力を保持しています。
防水・防湿性に優れ、外部からの湿気も寄せつけません。
■ウレタンフォーム注入 ■
(現場発泡)
断熱欠損を防ぐため、家中の外部に面する壁の隙間にウレタンフォームを注入します。
電線や給排水がパネルを貫通する箇所の廻りなど全ての隙間に注入し高断熱を実現します。
■FP遮断パネル■
(通気状態)
通気層(パネルと銀紙の間)を作りパネル表面の空気を常に循環させています。循環させる事によって、熱がこもらないので断熱性は更にアップします。
■野地板ベニヤ貼り■
屋根材の下地です。瓦などの仕上げ材を支えます。
■ルーフィング敷き込み■
野地板ベニヤの上にルーフィング敷き込みます。
これで屋根の防水処理を行います。
■剛床(構造用合板@28)■
2・3階の床全体に敷きこみます。
地震等による建物のねじれを大幅に防ぎます。
■FP高断熱ウレタンパネル■
(壁パネル)
工場で製作されたFP高断熱ウレタン壁パネルを柱と柱の間にはめ込みます。
パネル材質は屋根・床 同様非常に断熱性の高い硬質ウレタンフォームです。
■鋼製束■
大引きの下に取り付けて横架材を支えます。
■FP高断熱ウレタンパネル■
(床パネル)
工場で製作されたFP高断熱ウレタン床パネルを土台と土台の間にはめ込みます。
パネル材質は屋根・壁 同様非常に断熱性の高い硬質ウレタンフォームです。
■気密テープ■
パネルを据え付けた後、家の内側の全てのパネルと柱などの継ぎ目に気密テープを貼り、隙間を0に近づけ高気密を実現します。
■床下点検口■
床下には給排水の配管があります。メンテナンス用の点検口です。
基礎高を高く造っているので容易にメンテナンスが行えます。
■床下-春日仕様■
わが社の建てる家の標準的な床下です。大工さんが掃除をしています。
こんなに天井の高い床下を見たことがありますか?楽に歩けますよ。給排水のトラブルの際、普通の家の床なら壊さないとメンテナンス出来ませんがこれなら楽々!
■気密測定■
家の隙間がどれだけあるのかを測定する機械です。
必ず全棟お客様の立会いのもと行います。それだけ自信があります。