6帖用のエアコンと12帖用のエアコンはどちらが電気代が高いでしょうか?
言い方を変えますと、100V用のエアコンと200V用のエアコンの電気代はどちらが
高いでしょうか?
200Vだと、100Vの倍の電気代がかかると思われたかもしれません。
エアコンのカタログを見てみますと
6帖用 冷房時の消費電力 635W 単相 100V
12帖用 冷房時の消費電力 1210W 単相 200V となっています。
電気代を数字で表すために下記の公式に数字を入れてみます。
A°= W/V A°:アンペア W:消費電力 V:電圧
6帖用は 635W/100V=6.35A° となり
12帖用は 1210W/200V=6.05A° となり 200Vの方が少し安くなります。
200Vの暖房時消費電力は少し高くなりますが…。でも 6帖用に比べて倍の電気代はかかりません。
現在 エアコンメーカーは消費電力を抑える商品を開発しています。でも省エネルギー性能が
高くなれば、その分高価になります。省エネルギーを選ぶか、安価な物を選ぶか悩む所です。
昔の私は「FPの家」の性能を信じて大きな部屋でも小さい能力のエアコンでも対応できると
思っていました。実際に使ってみると、確かに冷えますし、暖まります。ですが、時間がかかる事が
分かりました。今では、その部屋の広さに合わせたエアコンを選ぶ様にしています。
能力の高いエアコンは待機運転をして、停止している時間が長いです。力が余っている感じがします。
広い居間に取付けるエアコンは200Vとなります。200Vのエアコンは容量が大きいので、どうしても高価に
なります。ですが、電気代はそんなに変わらないことをお客様に説明しています。