家族が笑顔で暮らせる豊かな住まいづくり

春日の基礎

このページでは我が社の新築工事の一例をご紹介したいと思います。
春日建設では、完成してからでは見えなくなってしまう 基礎や構造部分 を一番大切だと考えています。
そこに家造りの性能が託されているからです。
だからこそ皆さんに『見て』『知って』 頂きたいのです。

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■柱状改良■

必ず敷地の地盤調査をし、地耐圧不足の場合には必要な地盤補強工事を行います。今回は、その中の柱状改良工法を登載致しました。柱状改良工法は安定した地盤までセメントミルクを注入して土で混ぜ600Фの柱状に固め、それで建物を支える工法です。土の中にコラムと呼ばれるセメント系固化材(地盤改良用セメント)と土を混ぜた柱を造ります(支持杭と摩擦杭の中間)。
その他の工法としては戸建ての場合、鋼管杭・表層改良・MS基礎など。
最終お引渡し後、地盤保証書をお渡しします。

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■根伐り■

地中に基礎を造る為に地表面の土を取り除き掘り下げる作業です(GLヨリ1.0M掘ってあります)。

ベタ基礎

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■割栗地業■

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■防水シート敷き込み■

地中からの湿気を抑えます。この施工方法は、どこのメーカーさんも全ての会社がやっている事です。風の強い時にビニール袋が飛んできて、ボロボロになったビニールを見かける事がありますが、我社では劣化されては意味がないのでポリエチレンフィルム(JIS A6930 B種適合品)0.15mm、重ね幅150mm以上を使用しております(こだわり)。

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■捨てコンクリート打設■

建物の基礎を造る前に、その建物の位置を印しそれにしたがって鉄筋を組み上げる水平面が必要です。
そのため厚み5cm程度のコンクリートを打設するのが捨てコンクリートです。我社は、このコンクリート強度にもこだわっております(杭頭とベタ基礎の接点→大切です)。

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■止水板取付■

目的は建物の床下、基礎内を外気と同じ湿度状態に(20~80%)にする事により床下内でのシロアリの生息を防ぎます(シロアリの体は90数%水分で出来ておりますので…)。
※現在、地球温暖化が問題になっていますが、今後日本は亜熱帯地方入りすると言われており、益々今以上に集中豪雨等、雨の量が多くなる事により地下水の一時的な上昇又は床下浸水・床上浸水が考えられ水位が上がったらコンクリートの打継ぎ部分より水が入ってくることが考えられます。
床下の普段目にする事のない所に知らぬ間に「水が入っては出」を繰り返すのを防ぎ耐久性を保つのは常に床下、土台を乾燥状態に保つ事と考えております(こだわり)。

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■耐圧盤配筋■

べた基礎は当たり前の時代、鉄筋無しでコンクリートを流し込むだけの会社もあるようなのでご注意を。
又、布基礎の立ち上がり部柱脚及び天端の上端筋の補強筋も大切です。(※意外と見落とす大切な点)

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■養生期間■

コンクリート打設してから設計強度が出るまでには気象条件に左右されます。夏は乾きすぎと、冬は外気温が低いと強度低下が考えられますので、我社では夏は十分な散水をし又外気温が低い冬期は強度が出にくいので “温度補正”と言いまして必要設計強度に外気温を考えながらプラスアルファの強度アップをしてコンクリート打設しております。100年住宅を求めておりますので、基礎も大変大切なところと考えております。基本7日間前後の養生期間を確保しております(非常に大切)。

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■天端均し■

基礎に定規を水平に取り付け、それに合わせ基礎の天端をモルタルで均し水平を出します。一般的にはレベラー材を使用するケースが多く見られますが誤差には疑問を持っております。

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■基礎パッキン■

この工法は、最近どこのメーカーも採用しておりますが違う点はステンレス材を使用していることです。
土台敷き時・基礎と土台の間(一定間隔で全て)に厚さ20mmのパッキンを挟み込み土台と基礎コンクリートの間に風の通り道ができ、床下の換気が行われる構造になっております。住宅金融公庫の高耐久木造住宅では4mにつき300c㎡以上の換気が条件付けられております。又、樹脂製と違いその部分に通気欠損が起こりません。我社はステンレスの鋼板の一体プレス形成品の基礎パッキンを採用しております。樹脂ゴムや木などと異なり紫外線や時間経過による変形・劣化・結露やサビがなく、波形の異なる数種類のバネが地震や振動を吸収し緩和する働きがあります(制震)。

※詳細はお気軽にお問合せ下さい。