トイレの改造(松田)

先月、トイレを直してほしいとの依頼で現調してきました。
築30年以上の木造で、可成り古いな~と思っていました。
トイレを見させて頂くと、昔の汽車便でトイレの奥行も1mしかありません。
御夫妻とも膝が悪くてしゃがむのが辛いとの事。

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久しく悩んでいましたが、20cm出窓を作っても良いかと提案してみました。
実は、トイレの外壁面は通路として使っているので、外壁に出せる長さが20cmが限界でした。
通常の様式の便器よりもタンクが無い便座のみのタンクレスは5cm程小さいのです。
20cm奥行きを広くして尚且つタンクレスにすれば座ってもかなりの余裕がある筈です。

但しタンクレスには欠点があります。
一つは停電すると使用できなくなります。
もう一つは断水すると一般的な様式のタンクに水を入れれば汚物は流せますが、
便器に直接バケツの水を入れないと汚物は流れていきません。
実は東日本の地震で、タンクの無いタンクレスは非常に困ったという話を聞いていました。

オプションで停電時には乾電池を使って操作できる器具はありますが、
断水時は可成り大変な思いをしても良いと了解?を得てタンクレスにする事にしました。
家に2ヶ処トイレがあれば、タンクレスは勧められるのですが...。

今回、実はタンクレスが可成安価で購入できたので実利を取る事になりました。
ウォシュレット付きのタンクレスが10万円で取り付けできたので・・・・。

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施主より、使って頂いて、足が楽になったと喜んで頂きました。
又、トイレに入るのが楽しいとのお話も伺うことが出来、良かったと思っています。