省エネに徹底的にこだわった夫婦

大手シンクタンクで国土環境コンサルティングのお仕事をされている科野さんは、会社の住宅補助制度の見直しを機に念願のマイホーム購入を考えられたそうです。
『環境共生に関わる仕事をしていますから、省エネルギー性はもちろんですが、丈夫で長持ちする家であることが絶対条件でした』とご主人。
『30年で建て替えて廃材を出すような家づくりだけはしたくないんです』と続けられます。
そんなお話しぶりから、ご主人が家造りをリードしたと思いきや奥様の方が積極的に行動されたとか。
『外断熱の本を読んで、高断熱・高気密住宅にも興味を持つようになって・・・。図書館で足立博さんの本を読んではじめて『ＦＰの家』を知りました。それが、勤め先の市役所に行く途中に『ＦＰ』と書かれたのぼりがあって、「あっ、これは!?」と思ってとっさに飛び込んじゃったんです』とは、なんと行動的な奥様。
最初は、ご主人の会社の関連企業の住宅会社など、大手ハウスメーカーを検討されていたそうですが、顔が見えて一生付き合える地元工務店にお願いしたいとの思いがあったそうです。
『春日建設にとっさに飛び込んだのは縁だったんですね』と奥様は振り返ります。
『そこで、佐藤社長に『FPの家』の事、外断熱と内断熱の違い、本当に100年持つのかなどメリットは勿論デメリットまで根掘り葉掘りお聞きしたんです。社長はいやな顔せず全ての疑問に応えてくれました』

高性能住宅での自然な暮らしを追求

こだわられた点は、仕切りを出来る限りなくしたこと。
『子供が伸び伸びと育ち、家族が見える生活を』と3階の天井まで広がる吹き抜けによる開放感を実現。
3階の開き窓から2階リビングも見下ろせます。
そして、一緒に暮らすことになったご両親や小さなお子様たちの為に、安全なオール電化に。
『夏は涼しく、冬も本当に暖かくて『ＦＰの家』の快適性能には満足していますし、スゴイ家だなと思います。』
『ただ・・・、夏の暑い時期にエアコンを24時間運転しても電気代がかからずに、快適に過ごせるというのは頭ではわかっているんですが、昔からエアコンの風が好きじゃなくってエアコンにあまり頼りたくない。最初は自分なりの快適な暮らし方がわからなくって・・・。でも、2年目以降の夏は窓を開けて気持ち良い風が入るのがわかって。多分、家族それぞれに快適に思う環境が微妙に違って、家族の人数でも変わってきますし。夏の夜に寝る時は、3階のエアコンを1台だけつけてそこで主人と子供3人が寝て、私はエアコンの風を避けて2階の和室で寝ているんです』
家の性能を活かしながら、極力自然に暮らしたいという奥様は
『お風呂もキチッと計算された換気がなされていて湿気もなくカビもありません。でも、湯気の立つお風呂に入りたいという思いもあるんです。吸込みグリルを調整すれば良いのですが、もっと簡単に量を調整できるようになれば良いですね』とも。
確かに、人により快適な感じ方は違います。
しかし、その快適さをコントロールする為には、高い断熱性と気密性、そしてキチンと計画された換気がないといけないことを奥様はお分かりなのです。
『だって、真夏に小屋裏に近い3階の部屋に4人が寝られるなんて、普通考えられませんよね？』
科野さんのお宅は、開発されて間もない断熱と遮熱効果を持つ「遮断パネル」が施工されています。
その効用で、強烈な日射の下でも、極端に暑くなることがないのです。
『「ＦＰの家」も進化してるし、施工する工務店も、暮らす私たちも進化していると思うんです。』とご主人。
『何か疑問に思うことは、すぐに春日建設さんに連絡しますし、一緒に考えて対応してもらいます。
毎年「ＦＰの家」に住む春日ファミリーが集まる、夏のバーベキュー大会は、子どもたちが喜びますし、何より親同士の情報交換の場になるので嬉しいんです。同じ工務店で家を建てたもの同士がつながっていることって珍しいですよね』
ご自分たちの意見や、暮らし方が、次の春日ファミリーになる方に参考になり、より良い家が建つことを願っているのだそうです。

地域密着の工務店を選択して良かった

引っ越した当初、花粉症だったご主人はリビングや3階にいるとなんでもないのに、キッチンに行くとクシャミが出てしまったそうです。
春日建設に相談し来てもらい、一緒に考えてみた所、レンジフードが高断熱・高気密用の同時給排気タイプ（外の空気を取り入れると同時に排気をする）で、給気口にはフィルターがついていないことに気付いたそうです。そこで、花粉用フィルターを取り付けると、症状は治まったとのこと。
『すぐに対応してくれることが有難いんです。玄関につながる電線にカラスがとまって糞をして困っていたことがあり、その時もすぐに佐藤社長が駆けつけて対応してくれました』
杏佳ちゃん、佑奈ちゃん、壯始くんの3人は、何かあるとすぐに来てくれる佐藤社長が大好き。
『皆、社長が来ると遊んでもらおうと、突進して行って、腕にぶらさがったりとすぐには仕事にならないんです。一見恐そうなんですけど、子供に本当に人気があるんですよね』とご夫婦は笑います。
始まりは、奥様の行動力が生んだ縁。
月日を重ねるごとに、まるで家族のようになごやかなお付き合いに発展しています。

＜科野様邸基本データ＞

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