家族が笑顔で暮らせる豊かな住まいづくり

本気で性能を追求することで、世界は変わる


IMG_5427メイン.jpg

計画換気配管の美しさに脱帽

IMG_5441r②.jpg岸さんのお宅は、閑静な住宅街の中に一際目立つ深い紅色の外壁。
玄関ドアや窓枠の白が爽やかなアクセントです。
さまざまな観葉植物が配置されたリビングからは、広々したウッドデッキと庭のグリーンが見渡せ、リゾートのコテージにでも来たような雰囲気。
さりげなく流れるハワイアンミュージックが、さらに心和ませてくれます。
岸さんは、ご両親の所有地の一部を1年後に譲り受けることが決まってから家造りの検討に1年間じっくり取り組んだそうです。
横浜の住宅展示場を見てまわったり、雑誌や本・インターネットを見たりしながら自分達の理想の住まいをイメージしていったとの事。

IMG_5475l③.jpg春日建設を知ったきっかけは、ご主人の郷史さんがお姉さんからもらった1冊の本。

その1冊から高断熱・高気密住宅に興味を持ち、「FPの家」を知り、松本建工に連絡して直ぐに建築途中の現場へ見学に。
そこが春日建設の現場でした。

その時の驚きを岸さんはこう語ります。
『家の天井に張り巡らされた24時間換気システムのスパイラル配管が美しくて』

実は、大手自動車メーカーにお勤めの郷史さんのお仕事は、オイルや空気の配管を含むユニット設計。

換気配管④.jpg『直角の曲がりをまったく使わず、緩やかな曲がりを繋ぎ合わせて、美しい流線型のようなカーブを描いている。
車の配管でもひとつ直角を使うとキャビテーション(渦-自動車業界で使われる)が起こり油は流れにくくなるんです。空気も一緒ですよね。
直角の曲がり管を使った方が施工ははるかに楽なはずなのですが、この工務店は本気だと』

独自の採点表をつけ十分に比較検討

そこで佐藤社長に『他の家も色々見て研究して充分に納得してから決めた方が良い』と言われ、その自信にさらに驚いたそうです。
以降も、社長に言われた通り多くのモデルハウスや住宅を見学した岸さん。

今では一般的になった高気密・高断熱住宅も当時はごく一部の存在で、ほとんどのハウスメーカーが無理解であったとか。
住宅展示場で高気密・高断熱の話を持ち出すと、「北海道仕様ですね」とか、ひどい時は『夏暑くて、冬寒いのは当たり前』とも言われたそう。

IMG_5562r⑥.jpgその時期に集めたカタログやプランの中から、気に入ったものを整理したスクラップブックを見せていただきました。

「毎週土日は、モデルハウスを見に行ったり、家具を検討したり、家づくりに関することに時間を費やしていました。とても楽しかったですし、一生懸命でした」と奥様の由美香さん。
さらに郷史さんはこんな事も。
『実は各メーカーをまわって得失点表をつけたんです。性能、コスト、デザイン、対応といった項目を決めて、性能は得点を倍にしたりとか・・・(笑)』
IMG_5467l⑤.jpgそんな経過があり晴れて春日建設にすることに決めたのだとか。(外観は最後まで残った他社メーカーの提案をそのまま春日建設で施工したそう)
半年ぶりの再会となった、佐藤社長の『戻ってきてくれると思ってましたよ』の言葉に岸さんは笑顔で応えたそうです。

「本気」で追求した夏涼しくて冬暖かい家

IMG_5482l⑦.jpg「FPの家」が完成してからも春日建設と共により良い快適さを追求した岸さん。

『以前の住まいに比べるとはるかに快適。夏はエアコン1台でも充分に涼しくなる。夜、家に帰って玄関を空けると涼しく爽やかな空気が出迎えてくれる。ただ、冬にダイニングが暖まるのに、少し時間がかかるように感じて』
相談を受けた春日建設松田部長は『高台に位置する岸さんのお宅は北風がひじょうに強く、北側の窓に吹き付ける冷気が原因では・・』と考えました。

そこで、階段がある北側のすべての窓を通常ガラスから、高断熱仕様LOE-Eガラスに変更。
さらに念を入れて、その手前にガラスを内側に追加施工しました。
『この時点でほとんど暖かく快適な空間になったのですが、松田さんはさらにエアコンの位置も関係しているのではとの理由からエアコンを吹き抜けのあるリビングから階段の直線にぶつかる壁に移動してくれたのです。 IMG_5534r⑨.jpgその上で、換気システムも見直して空気の動きを調整してくれました。そこで完璧に均一な暖かい状態になりました』
岸さんは、引渡し後のケアで、そこまでしてくれるかという感謝の思いがこみ上げると同時に、春日建設の「FPの家」の快適性能に対する確固たる思いを感じられたと振り返ります。

換気の配管施工で感じた『本気さ』を信じたことが間違いなかったと実感されたそうです。

「吹き抜けのリビングとウッドデッキの庭、が我が家の自慢

IMG_5581l⑩.jpg春日建設だけでなく、岸さんご夫婦も住まい方をいろいろと研究されました。
『冬は湿度が低いと余計に寒く感じることに気付きまして、部屋の中に観葉植物を置くようしました。特にバナナの木は湿度コントロールをするとのことで置いたのですが、本当に良く育って、何度も株分けして里子にも出してるんですよ』と由美香さん。
蓄熱暖房機の上の天板に置かれた小さな鉢植えもすぐにすくすくと育つそう。
なるほど、リゾート気分を盛り上げる緑には、そんな効用もあったんですね。
光と緑が溢れるリビングの吹き抜けは、ハイセンスな中にも木の温もりを生かしたデザインを評価され、「FPグループ小屋裏空間大賞」の優秀賞を取ったほど。
IMG_5547r⑪.jpgFPの家に住み始めてまもなく亜有菜ちゃんが産まれ、龍一くんと直紀くんもすくすくと育ち、一緒に家も育っていると奥様。
ご夫婦で建てた理想の住まいは、成長するお子様たちの笑顔に彩られ、日々新しい表情を見せています。

5月と8月には必ずキャンプに出かけるというほどアウトドア好きの岸さんご一家。
2年前に、念願のウッドデッキを手に入れました。もちろん施工は春日建設。
天気の良いお休みの日には、このウッドデッキにテーブルを出し、家族5人で食事をするのが、みなさんの楽しみなのだそう。
今日は、自慢のリビングで郷史さんがギターを弾いてくれました。
ご家族の前で演奏するのは久し振りと照れながらも、
聴かせてくれた曲はエリック・クラプトンの「チェンジ・ザ・ワールド」。
理想を求めて住まい心地を変えてきた岸さんに、ぴったりの選曲でした。

IMG_5569大.JPG

<岸様邸基本データー>

 ご入居  平成14年2月28日(新築)
 ご家族  夫婦2人・子供3人
 建物  2階建て
 C値(相当隙間面積)  0.39cm2/m2
 Q値(熱損失係数)  2.03W/m2・K

われらFP家族に戻る >>