自慢の明るく大きな吹き抜け
約束の時間よりも30分ほど早く着いたのでお留守の間に外観を撮影させていただきました。
外壁は、1階部分は明るいブラウンのタイル2階部分はベージュの塗り壁という造り。
全体の表情を引き締めているのは、黒の窓枠。
エントランスには、木のラティスに絡まる常緑樹をはじめ、初夏の緑が生き生きと輝いています。
ちょうど撮影中に奥様が車で帰ってこられました。
伊藤様邸は1階がご両親、階は伊藤様ご家族が暮らす、玄関別の完全二世帯住宅。
明るい陽射しが降り注ぐ階段をのぼると、2階の通路の奥に開放感いっぱいのリビングが広がります。
吹き抜けの高さの効果で、実際よりも広々感じます。
「春日ファミリー」のお宅では「FPの家」の長所を活かし吹き抜けをつくることが多いのですが、伊藤さんのお宅が一番贅沢につくられているかも。
斜め天井の板目と、縦横に交錯する太い梁の木目が明るさと暖かさを印象付けます。
『玄関から階段をあがって、リビングまでドアが1枚もないでしょう。
リビングはこんなに天井が高くって、当初、母は「これじゃ冬は部屋が暖まらなくって寒いんじゃないの?」って散々心配していたんですよ』とご主人は笑います。
冬は、リビングの蓄熱暖房機1台で家全体が暖まるそうです。
春日建設からは「各部屋のエアコンを補助暖房に使うと良いですよ」と言われましたが、まったく必要ないと言います。
「就寝時にスイッチを切っても、朝まで暖かいままですよ。以前の社宅住まいでは、朝ストーブをつけに走っていたのに(笑)。 どの部屋も温度差がなく快適なので、今では母も「体が楽だわ」と『FPの家』の性能に満足しています」
実は、春日建設がオール電化住宅で蓄熱暖房機をはじめて採用したお宅が伊藤さんのお宅。
その快適性がまだわからない佐藤社長は、蓄熱暖房機をプレゼントしたのだとか。
今では、伊藤様のお宅でその快適性能に自信を持ち、ほとんどの家で奨めています。
決めるまではご主人、決めてからは奥様
某電鉄会社に勤めるご主人は、関連会社も含め多くの住宅会社を検討し、横浜市内3箇所の展示場にも多く足を運んだとのことです。
10数年住んだ社宅が、夏は蒸し風呂、冬は結露だらけの寒い住宅であった為、“性能”のしっかりした家それにしっかり取り組む会社にすることに決めていたそうです。
中々、満足できる家に巡り合わなかったところ本で紹介されていた「FPの家」を知り春日建設へ。
『同時に検討していたハウスメーカーでも「FPの家」に近い気密性能をカタログで謳うところもありましたが、実際に測定を、という話になると皆逃げ腰で。その点春日さんは「立会いのもと気密測定は当たり前です」と・・・この一言が決め手となりました』
春日建設に決めてからは、奥様が活躍。
プランの要望、外観のイメージ、キッチンへのこだわりなど、納得するまで打合せをして夢をカタチにしてもらったそうです。
『完成間際に屋根裏収納がどうしても欲しくなり、わがままを聞いてもらいました。佐藤社長は一見コワモテですけど、意外に優しくて、話しやすいんですよ』と笑う奥様。
家族も家計もダイエット
リビングには数多く長男の隆誠くんの少年サッカーチームの写真が。
現在、小学校4年生でサッカーに夢中だそう。
伸び盛りの隆誠くんのために、奥様がこだわりのキッチンで腕を振るいます。
『オール電化にはしたかったんですが、最初IHクッキングヒーターの火力が心配だったんです。使ってみたら火力は強いし、揚げ物も中華もガスより火力の調節が簡単な分、美味しく出来て。何より、掃除がラクなのが嬉しいです』オール電化で割安な深夜電力を利用して電気代は月平均1万5000円ほど。
もちろんガス代はかかりません。
隆誠くんは、土日でも試合や練習があり、その間、奥様もスポーツジムで汗を流すとか。
『実は、取材前にも午前中にジムに行って帰ってきたところなんです』ご主人の篤志さんもその間、「メタボリック」にならないよう、リビングにあるエアロバイクに乗りスマートな体を維持。
ご主人のライバルは、スマップのキムタク。
そういえば、リビングに置いてあるパソコンのデスクトップにはキムタクが。
大ファンの奥様は、コンサートにも何度も出掛けているとか。
『足の長さなら、僕の方が勝ってると思うけど・・』とご主人。
なにはともあれ、家計も家族もダイエットに成功している伊藤さん一家なのでした。
<伊藤様邸基本データー>
ご入居 | 平成13年3月10日(建替) |
ご家族 | 夫婦2人・子供1人・両親2人 |
建物 | 2階建て(2世帯) |
C値(相当隙間面積) | 0.4cm2/m2 |
Q値(熱損失係数) | 1.53W/m2・K |