家族が笑顔で暮らせる豊かな住まいづくり

『FPの家』とキャンピングカーの意外な関係


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カーショップと間違う程のガレージのある家

IMG_6401r⑤.jpg横浜の高級住宅地、緑豊かな中にも最近ますます暮らしやすくなっている都筑区に坂井さんのお宅はあります。
豪邸が立ち並ぶ通りにあって一際目を引く、大きくせり出したウッドデッキのバルコニー。
その下には大きなガレージ。中には、キャンピングカーとワゴン車が。
ガレージの黄色の壁と赤いフロアに、真っ白な車体が迫力満点に輝いて多くの人が思わず足を止め入ってしまうというのも納得です。
ガレージ奥にはホームエレベーターがあり3階ロフトまでつながっているのだそう。
そんな羨ましいお宅にお住まいの坂井さんに早速お話をお聞きしました。

家とキャンピングカーを同時購入

IMG_6419l④.jpg長津田に住んでいた坂井さんの奥様のお母様と、佐藤社長は遠い親戚にあたります。
坂井さんご夫婦が家の建て替えを考えた時、お母様から『いい家があるらしいわよ・・・』と川崎で工務店をしている佐藤社長の事を聞かされたそう。

当初、建て替えをと思っていたのが、住み替えを考えるように変わった理由は、住んでいた家の道路づけが悪く、車の出し入れに不便さを感じていたから。
大型バスの運転をされているご主人の徹さんはそれ程の車好きなのです。

そこから土地探しがはじまり、公団が販売する土地に申込むようになりました。条件は東南の角地で日当たりが良く、接道が6m以上である事。
条件に合う土地が、たまたま都筑区の公団売地にみつかり応募したところ、見事当選。
『3回目の応募で当たってしまって、そんなにすぐ当たると思っていなかったもんですから、慌てて家づくりを始めて、母から聞いていた春日建設さんに連絡したんです』
2つの現場の構造見学会に行き、すぐに春日建設に依頼することに決めたそう。
同時に、多くの住宅展示場を見て廻り、プランやパーツ・インテリアなどの参考にされたとの事。
『造ってもらうのは信頼できる地元の工務店。アイデアはモデルハウスを持っているハウスメーカーから頂戴する。これって賢い家の建て方だと思うんです。』とは奥様。
実際に坂井邸のシューズクロークは、あるハウスメーカーを見て参考にされたそうです。

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『実は、キャンピングカーは土地と同時期に購入したんですよ。毎年、季節ごとに車で家族旅行に出かけるんです。長期で出かけるので宿泊代も馬鹿にならない。で、キャンピングカーを買えば宿泊代も浮くぞと』
というオトコ買い(こんな言葉あるかわかりませんが)。
『本来、F1好きでF1観戦にお金を使っていたんですが、それよりも家族の為になるかと思いまして・・・。おかげで、ここ数年の休みには毎回北海道へ家族旅行に行けています。』と奥様は呆れ顔で笑います。
このキャンピングカーを収納できるガレージを、ということで、佐藤社長に相談。
『2台の車の間に柱を入れないで、6mの間口を取って奥行きを7m取るっていうのが難しくて、全体の基礎も通常の造りでは無理なんですけど、佐藤社長から任せて下さいとおっしゃって頂いて安心しました』
IMG_6551r⑦.jpg基礎や柱などの外枠部分が頑丈なことは当然として、さらに注文したのは明るいガレージである事。
左右両側の壁の入り口に近いところに正方形のガラスブロックを組み合わせた大きな飾り窓をあしらいました。
こうする事で、殺風景になりがちなガレージが涼やかな雰囲気に。

休日には、お子様たちも一緒になって車だけでなく自転車のメンテナンスにも余念がありません。元気な声がガレージをさらに明るく彩ります。

快適空間と自然を同時に感じることができる

IMG_6522l⑧-1.jpgキャンピングカーでの家族旅行のお話も伺いました。
『北海道の層雲峡に行った時には、霧で今日は見えませんと言われたので、そこに車を停めて宿泊。翌朝5時に起きると霧がスッキリと晴れて、層雲峡をキレイに見ることが出来ました』
何度も旅行したなかでは、こんな大変な事も。
『筑波山に行った時に、パパが湧き水を飲んでお腹をこわしちゃったんです。薬を飲んでも中々痛みが治まらなくって。夜になっても大好きなビールも飲まずに寝るというのでやっぱりおかしいと思い、病院に連れて行ったんです。急性虫垂炎で即入院でした』
実は、奥様は現役の看護師。さすがの判断は大正解でした。ご家族は病院の駐車場にキャンピングカーを停めて1泊したのだそう。

翌日には奥様が看護師であることから早めの退院。横浜に戻り、奥様の勤める病院に再入院したのだとか。
『10日間入院したんですけど、保険がおりて車検代になりました』と笑うご主人。『ただじゃ転ばない性格なんですよね』と奥様。
なるほど、看護師だからこそ、将来的な介護なども考えてホームエレベーターをつけていたのですね。

それでは、と自慢のキャンピングカーも見せて頂きました。中に入ってビックリ。
IHクッキングに衛星デジタル装備のテレビ、オーディオもあり想像をはるかに超える快適な空間。
『キャンピングカーは設備が揃っていて、キャンプなどのアウトドアとはちょっと趣きが違うんですよ。中は快適だけど、外に出ればすぐに自然も感じられるし、アウトドアも出来る。それって「FPの家」に似てると思いません?』
と徹さん。
IMG_6520r⑨よこ.jpg『冬は半袖でもいられてものすごく快適。夏は涼しくて快適だけど、窓を開けて風を入れて自然を感じることだって出来る。1週間程度のキャンプならいいけど1ヶ月、1年のキャンプはきついでしょう。ましてや、何十年という長い期間なら快適な空間で過ごしつつ、気の向く時にキャンプするのがいい。家も一緒ですよね。快適がいいに決まってますよね。』

将来は「FPの家」をお子さんに渡して、奥様とふたり、気ままにキャンピングカーで放浪してまわるのが夢なのだとか。
逆に、夏休み・冬休み・春休みに「FPの家」に帰ってくる。素敵な夢ですよね。

<坂井様邸基本データ>

 ご入居  平成16年9月28日(新築)
 ご家族  夫婦2人・子供2人・母親
 建物  2階建て
 C値(相当隙間面積)  0.5cm2/m2
 Q値(熱損失係数)  1.71W/m2・K

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